二つの前作と比べてどうこうよりも三者三様なバージョン違いとして楽しめた（原作からして作者が違うわけだし）。基本的に主人公のリスベットはふと立ち止まる瞬間はあっても逡巡して立ちすくむことのないキャラクターなので、その彼女がサクサクと行動する様子そのままに映画も淀みなく進行していく感じが気持ちいい。少しだけ気になった点はあまりにもリスベットの（この言い方もあれだが）スーパーハカーっぷりがスーパー過ぎるとこと、その割にポカミス多過ぎね？というところ。ドジっ子か。
ところで今作のリスベット役であるクレア・フォイ、ああいう風貌のキャラクターだからというのもあるがどうにもウィレム・デフォーに見えて仕方がなく、リスベットさ、妹じゃなくて兄貴がいない？とか考えてしまった。すまない。
