章ごとに語り手を変えながら進む2つの家族の物語。
数奇な運命を背負った2人の話だと思っていたんだけど、なんか思っていたのと違うなぁ。
2人の話ではあるけど、どっちかというとその背景、家族の話。
どんな人間にも、親やその親の物語、自分がここまで育ってきた背景はあるし、描きようによってはドラマティックにできると思う。それを延々を見せられた挙句、ものすごく当たり前のことを綺麗にまとめられてもなあ…😑
117分とは思えないくらい長く感じた。途中ちょっとオチちゃった。わたしには響かなかったな。
最初のサミュエルのナレーションも、その後の物語とテンションが全くあっていなくて、ちょっと違和感が残る。
良かったのは、イザベルとロドリゴに対するサチオーネの無償の愛かな。ちょっといい人すぎるけど。
アントニオ・バンデラスは相変わらず素敵❤️
