この映画の中に出てくるは、全てが取ってつけたようというか、紛い物に見えてしまって何にも、心底共感出来ませんでした。
彼らが抱えてる悩みは、イジメや家族との確執、妊娠、恋、同性愛、摂食障害…色々あったけれど“よくある“問題をただ、つらつらと並べただけのように見えました。
若者の抱える問題ってこんなんだよね、って理由だけでただのテーマやエッセンスとして題材っぽく扱われただけな気がしてとってもとっても嫌でした。装飾じゃないから。
もう全てが虚無的だった。
最近、俳優の演技に違和感を覚える時は、俳優本人の演技力ではなく、演出する側の問題が大きいことに気がつきました。だってオッケーを出すのはそっち側だもの。