初回は現地の映画館で字幕なしで観たため半分ぐらいしか理解できず、その後英字幕付きで再鑑賞、まあある程度は面白いことがわかった。

主人公アーカーシュが幼い頃にじじいから教えてもらった「家から500歩進んだところで会った人と両思いになる、結ばれることはないけど」という占いを試すと、そこには1人の少女。
学生時代にできた彼女、でも学業の関係で黙って地元に置いてきちゃった、シュルティ。
そして成長後、主人公がビジネスのために潜り込んだヨガ合宿にて、シュルティに再会？！しかも狙っている取引先の代表は、実はあの占いの時の少女アーカンシャーだった？！仕事のためにアーカンシャーに気があるふりをして、でも本心ではシュルティのことがまだ好きで…

…という、やたら複雑な三角関係。ここが掴みきれないともうついていけない。(初見時の私)
シュルティが「一緒にはなれない」という理由は？ ドロドロしてそうに見えるけど、実際にそれぞれが持っているのは純粋な気持ちで、最後の展開にはビッタビタに泣き散らかした。切ない… 他に道は…未来はなかったんか…

初めて観た時からなんだこの良いじじいは…とリシさんの虜になった。ああいう“良いじじい”にあまりにも弱い。中の人は大概な捻くれ野郎ですけども。(笑) すま〜いる！


現地の映画館で観た当時、流行ってたのか街中で100億回ぐらいメインテーマの「あ〜あ↓あ〜ああ↑ああ〜↑ああ〜↓ああ〜」ってやつを聴いた。ノイローゼになるかと思った。Tu mera sanam hua re…








【以下重大なネタバレ注意】

伏線回収が華麗すぎるからちょっとだけ語らせて


子供の足で500歩→アーカンシャーの家
大人の歩幅で500歩→シュルティの家…
ってとこがホントに華麗すぎるし

アーカーシュが子供の頃にドキドキしながら歩いた道、そこを辿るシュルティの中のアーカーシュの心臓が当時と同じようにドキドキすることで移植に気づくのとか、

好きな人を生かすために、自分の心臓をドナーとして提供してしまう、、、というオチ、、、、これでアーカーシュの一部はシュルティの中で生き続け、、、やっとやっと2人ずっと側にいられるようになったんだね、、、
「僕のハートを君にあげるよ」(文字通り) なのが本当に… しんどいっ… 他に何か手段はなかったんかぁ… ううう…