このレビューはネタバレを含みます
◆字幕鑑賞
何度サムの名前を呼んだとこだろうか…
リングを葬る偉業を成し遂げたのはフロドなのだが、あまりにもMVPがサム。サム過激派が誕生してしまった。
以前にロード・オブ・ザ・リング原作者の「トールキン」を鑑賞したが、この長い物語の結末から、彼の悔いや理想が感じられた。
トールキンは3人の親友と戦争をきっかけにバラバラになり、そして失った。最後のラストシーンで、フロドがそれまで別々で戦っていた仲間たちと再会した時の喜びは、戦場で彼が夢描いていた光景だったのだのだろうと思うと、嬉しくも胸の苦しい場面だった。