「松居監督とMOROHAがタッグを組み、舞台が中止になったわずか3ヶ月でこの映画を撮影する準備をして74分ワンカットの撮影をする」という異例に興味を持ったので鑑賞した。
起承転結の少ない静かな映画は好きだけど、そういう映画だからこそ面白い面白くないがはっきりと分かれてしまう。
74分ワンカットのためそういう点でどうだろうと思ったが、飽きることなく観れた。
なによりやはりMOROHAさんの歌が良い。前から知ってはいたものの、改めてこの作品で聴き、これからも聴いていこうと思った。
若者だからこその熱さがよくみえた。6人が同じ年代だからこそ一緒にこの舞台を作り上げようと懸命になり、「興行として成立しない」と大人に舞台を中止にされ、中止に反抗する様に勝手に劇場を使う。
特に青木柚さんと森田想さんの演技に惹かれた。青木さんは声変わり前？今より随分と若い。
田中偉登さんはどこかで観たことあるなと思ったら「ひらいて」だった。
