前作『北宇治高校吹奏楽部へようこそ』の滝先生のセリフをもじるなら「ちゃんと、映画になってましたよ」というところ。
前作同様、アニメ1クール分（『響け！ユーフォニアム2』）を特定の視点（本作は久美子とあすかの関係、というよりあすか）で再構成しただけなのに、前作にあった説明不足感が全くなかった。
そして何より、前作最大の不満点である「プロヴァンスの風」「三日月の舞」の演奏が、ぶつ切りも台詞もなくちゃんとフルで入ってるのに驚いた（これだけでこのレビュー+0.1ポイント）。
上映館数は少ないが、観るなら音のいいところで！
※チネチッタLIVEZOUND （2017.10.03,14鑑賞）やシネマシティ極上音響上映（2018.02.15鑑賞）で観ると尚更（特に後者のパートが明瞭化された音響）。
初回鑑賞：2017.10.01 新宿ピカデリー(2)
最終鑑賞：2018.02.15 シネマシティ(a)
