おでんといえば

映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜のおでんといえばのレビュー・感想・評価

3.3
新ドラのリメイク映画は否定派でしたが食わず嫌いは良くなかったです。全体的に冗長なのが欠点ですが、最後のワンシーンのためにもう一回観たいくらいです。
新キャラがただの蛇足じゃないのが良いですね。彼がいるお陰でただの焼き直しではないリメイクの意味も出てきますし、ラストバトル、ラストシーンは涙なしでは見られませんでした。旧作の、一人で決意するリルルも良かったんですけどね。
メタ的な視点ですが、ひよこ形態にデザインされたことに意味を感じられるシーンが有って良かったです。無機物なボール状態も可愛いんですけどね…!
ばりばりのロボットアニメを見ているような戦闘シーンも良かったです。
唯一不満なのがリルルとピッポの声優が微妙なところ。ピッポは素人だし、リルルは沢城さんは好きなんですけどどうも大人すぎる気がしました。もっと無邪気な怖さが欲しかったです。まあこれは個人の感想ですが。