のぶドラ原理主義者の私が、まさかわさドラで嗚咽するほど泣かされる日がこようとは…、、、
見事なリメイクでした。最高です。
やはり最大にして最高の変更点はジュド（ピッポ）ですよね！
この点が個人的にかなり良かったです。
旧作では人格が無く描かれていたため、ザンダクロスの存在が「ただの巨大ラジコン」となっていたことは常々もったいないなと思っていました。
ましてや悪人格を無理矢理改造するという今思えば結構エグいやり方。
ここに人格を与え、強行的なやり方ではなく、主人公のび太の優しさを通じて改心し、絆を生み、そしてそれが儚く散っていく結末は当然ながら更なる感動をプラスしてくれます。
しかも超可愛いキャラデザ！そして教科書みたいなツンデレ！小林由美子さんの声も良かったなぁ。
ゲスト声優といえば沢城みゆきさんも流石でしたし、加藤浩次さんも許容範囲でホッとしました。
旧作はどうしても「リルルとしずか」のお話という印象でしたが、「リルルとジュド」「のび太とピッポ」と角度が増えたことで感動は見事に3倍以上になりました。
もちろん旧作を否定するわけではなく、「ロボット対人間」という面をシビアに描いた旧作も大好きです。あとは好みの問題でしょう。
「またわさドラは泣かせようとして…」と感じる方もいらっしゃると思いますが、そもそも原作の時点で既に超泣けるんだから仕方ないでしょ笑
あと、言わずもがな映像もめちゃくちゃクオリティ高いです。
アクションシーンだけでなく、要所要所のキャラクターの表情とかも素晴らしい。これもさらに感動を引き立てます。
詳しい説明のない星型のよくわからん部品とか、一瞬だけねじ込まれた千秋とか福山とか、細かいこたぁ抜きにしてとにかく最後に号泣すりゃええねん！！
なお、わさドラキャストの中でもしずかちゃん役のかかずゆみさんはもう完全に克服できました！
シンプルに可愛い絵柄に合ってると感じます。
え？喋るラジコンロボ…？
ミクロスは犠牲になったのだ…
