これはやっばい。もはや戦争映画。
「肌の色」ただこれだけの違いで無実の人々が虐げられて死に征く、理不尽で不平等な世界。それをこれでもかという程見せつけた後での報われない、やるせない、どうしようもない感情をどこにぶつければいいんだ…。
尋問シーンがエグすぎる。まるで同じ場所にいるかのような緊迫感で始まりから終わりまで１秒も心が休まらない。
私はただただ心が痛んだけど、作品からは彼らの心が死ぬ音が聞こえました。
アメリカの歴史や当時の社会的背景をある程度知っていればより染みると思います。もちろん詳しくなくても観れますが。
ただ歴史の流れを辿る構成ではなく、１つの事件の中のワンシーンを当時の写真も混ぜて描かれていたのがリアルだったな。
インパクトのありすぎる作品。
