強烈な映画。観てよかった。
弁解もさせてもらえない・発言することでさえ許しを請わなければならない、とにかく理不尽な拷問シーンは観ていてとても辛かった。あまりに惨く、悔しい。
今日においても白人警官による黒人殺害は後を絶たず、50年前となんら変わっていない。その事実を知らしめるためにこの事件を映画にしたキャスリン・ビグロー監督は偉大なお方!
本来助けてくれるはずの警官が敵なもんで、誰にも頼られない恐怖。逃げ場ゼロ。ただのホラー。おまわりさーん!なんて言えやしない。
ナイフを拾え!拾え!て拷問して、持ったら正当防衛として射殺なんてえぐい、えぐすぎる…。
アルジースミスとラリーリードの主題歌を帰宅後観てまた号泣。どうか、ラリーさんが穏やかな暮らしを送れますように。
追伸:画面に映るたびに中指立ててごめんなさい、ウィルポールターさん。名演技でした。