“大切なものは失ってから初めてその存在の大きさに気付く”
まさにこの作品にはこの言葉が合うのではないでしょうか。
ゾーイを演じたレア・セドゥの感情や目線の表現が美しくもどこか悲し気な雰囲気にこちらも胸が締め付けられます。
人間は完璧じゃない、だからこそお互いが惹かれ合うし、恋をすることで感じる温かさや苦しさ、寂しさまでもを感じさせられる作品。
愛情表現の度合いが逆になった時の切なさは見ていて苦しかった。
でも、好きになることの世界が変わっていく様子には自分も素敵な恋をしたくなる、そんな雰囲気のある作品でした。