ホンモノの気持ちの作品情報・感想・評価

「ホンモノの気持ち」に投稿された感想・評価

Netflixオリジナル映画って良い映画多いですな…。

「her」に通じる部分もあります。けど、個人的には「A.I.」に精神的には近いような気もしなくはないかなぁと思う。でも、そのどれより良い意味でSF感が薄くて、身近な未来に感じました。

邦題にあるホンモノって言葉がよく出てくる。ゾーイもアッシュに対してその気持ちは1と0の羅列でプログラムされたものと言っていたけど、人間も読んだ本、観た映画なんかの外部の情報を精査して自分の意思として出すように作られているだけなのかなと思わされます。

良い映画です!
mizuki

mizukiの感想・評価

3.5
この薄く繊細なヴェールがかかったような質感の映像めちゃくちゃ好き!!って思ったらドレイクドレマス監督じゃないか…通りで…ただテーマはあまり深掘りされてるわけではない。雰囲気映画。
haruna

harunaの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ユアンマクレガー とレアセドゥが出ててなんて最高なんでしょう
ネトフリありがとう!!
内容も思ってたより良かった
最後レアセドゥから涙が出るところ感動的
なんとなくAIが感情豊かなのはブレードランナーに似てた
でっぷ

でっぷの感想・評価

3.4
アンドロイドだというのが頭にあって、どうしても感情移入出来なかった
harの方が納得出来た
海

海の感想・評価

4.6
時々思う。わたしの中に生まれる気持ちは、今まで観てきた映画や、読んできた小説や、聞いてきた話の真似事をしているだけで、本当に新しく生まれた感情なんか、どこにもないんじゃないか。その疑いさえも、どこかで教わったものなんじゃないか。誰もがそうやって生きていて、本物のことなんてこの世には一つもないんじゃないか。幸福を感じるたび、振り向く。疑いが事実になるのが怖くて目をつぶる。
ゾーイ、彼女の中にある淋しさはわたしの知るどんな淋しさよりも孤独だった。彼女の中に生まれゆく気持ちはわたしが知るそれと同じように、特別に美しく輝いて見えた。彼女の中にある愛は、わたしが今まで見て来たどの愛とも違う色で、燃えていた。
ひとりの"ゾーイ"の物語が、わたしの不安に一筋の光を差してくれた。

偽物のわたしの、本物の気持ち。本物のあなたの、本当の気持ち。鍵と鍵穴みたいにゆっくりと指をからませて、ステップを踏む、わたしたち。透明の硝子の向こう側で、弾けて、縮んで、広がって、泳いでいくこの想いは、作り物なんかじゃない。
人間のように、プログラムのように、この世界に何度でも朝が巡り来るのと同じように、夜が明ければ君は目を覚ますだろう。おはようと言って、祝福のキスをくれるだろう。明日の君のことを、明日の僕が愛する、そんな当たり前のことに君が涙を流してくれて、ようやく僕は気づいたよ。この想いが本物の愛だったことに、気づいたよ。


「アイ・オリジンズ」から始まって、「ガタカ」、「メッセージ」、「インターステラー」、「エターナル・サンシャイン」、「汚れた血」、「her」、そして「Zoe」。いろんな形の"SFとラブストーリー"を見て、そのどれもがわたしには特別にいとしい。
まだ猫と暮らし始めて間もない頃、はちわれの小さな額に指先でハートマークを描いて、「これは人間の世界では、愛してるを伝えるマークなんだよ」と教えたことを、こういう映画を観ると不思議といつも思い出す。

2019/1/5
『エクス・マキナ』でエヴァが開発された以降の未来は、割と今と変わらなかった。

#レア・セドゥかわいい
さき

さきの感想・評価

5.0
2019年の1本目✨✨
すごい良かった!すごい良かった!
幸先良い映画初めになりました〜😊

邦題から勝手にこうだろうな〜って思ってたのから途中ですごいいい意味で裏切られて、予想の斜め上をいく展開になって、めちゃくちゃ面白かったです。

AIとの共存の時代ってすぐそこに迫ってると私は思ってて、だからこの映画もSFってことにはなってるけど、そのうちこれが日常になるかもって思ったら、楽しみなような不安なようなってかんじです。

レアセドゥとユアンマクレガー、この2人の演技ですよ、最高なんです。ネタバレすると面白さが半減すると思うから、ふんわり書くと、とにかく2人の添い寝!!!!!!理想のカップル像でしかない!!!!!

人はいかにして人を好きになるのか、何がそんなに好きなのか、そもそも好きな人とは?恋愛とは、、、わかんなくなっちゃいそう。でもこれだけは言える。容姿じゃない!
靄がかかったような、それでいて透明感もあるような映像が好き。その辺も似てるなと思ったけどテーマも相まって尚更herと被った。
観る人によってはホラーとも言えるかもしれないけど、自分はフィクションとしては大好物。
うたた寝しながら観たのが最高だった。
アンドロイドとの恋やホレ薬なんて手垢まみれの題材でも、時代に合う見せ方で作れるから普遍性があるんだろな。
雰囲気とユアン・マクレガーとレア・セドゥの演技だけで全然見れちゃう。特にレア・セドゥは魅力的に写ってる。
原題の『Zoe(ゾーイ)』でいいのに、何故なんの引っ掛かりもない邦題をつけるのか。
アンドロイドがテーマだと自ずと「人間とは何か?」を考えるから物語になりやすい。
アンドロイドを別の用途で使う、裏の仕事(売春)の部分も描いていたのは良かった。
終わりかたもベタで良いし、エンディング曲も好き。
鰹

鰹の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まばたきの隙間に潜むものは?交わし合うものは何なのか。薬指の指輪、お揃いの笑顔、微睡みのぬるさに全身をひたひたにして、微笑み分け合う体温だけではダメなんだろうか。どれだけあれば本物と言えるんだろう。
感情の定義は私的永遠のテーマなのでだいぶのめり込んで見た。ゾーイと対比するようなシンセたちの存在が切ない。流せないはずの涙が頬を伝ったとき私が思い出していたのは彼らのことだった。

曖昧に揺れる感情に毎度疲れている人間としては、主人公に結構共感してしまった。そもそも確固たる強さで心にいてくれるものなんて生まれてこのかた持ったこともないのに、何にガッカリしているのか自分でも分からない。
あと、AIの人間性もだけど、AIに対する人間の感情側にも重きを置いているのが好きだった。二人の恋愛を通して自然に考え込まされてしまう。彼がこの関係を単なる自己満足でないかと思い悩んで袋小路にはまるのはごく自然。作品は製作者そのものだし、応えるように出来ている。でもこれって普遍的な問題だよね。人とシンセじゃなくともあるある。SF過ぎず、身近すぎずいい塩梅だなぁ。あそこで泣いたから解決してしまったけど、私は泣かないままのほうが好きだったな。葛藤しながら愛してくれたほうが夢があって良い。
無から有を作り出した彼女はもう機械ではないのだと思う。けれど人間でもない。新たな種族の誕生、ってとこもゾクゾクして良かったな。
綺麗なシーンがたくさんあったけど、一番はシャットダウンされそうになる彼女の視界が滲むところ。もう一回見たい。
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