あれー?ベトナム映画、最近レベル上がってませんか?
大分まともな映画になってる。
今回もあれですよ、アクションいい具合にパクリまくってます。
タイみたいな肉弾戦と、普通に銃撃戦と、遠くからのスナイパーと、日本の殺陣のように最後は日本刀アクション。
そして中途半端な笑いも取り入れて、知る人ぞ知る、これぞベトナム映画になってます。
そして、ぐだくだ感が少なくなった分、今までより随分シャープな作りになってます。
でも、やっぱりなと思うのは脚本。有名な俳優かそうでないか分からないので、マジで敵味方分かりません。
そして、今回は主人公が間抜けというか何というか、上司のほうが一枚もニ枚も上手で、
一度見ただけじゃ分かりづらくて見返してもう一度見たんですが、結局主人公である部下を全然信用してないやないかい。
しかも上司の作戦がバッチコン決まって、主人公の行動裏目に出とるやないかい。主人公どっちだよ?もう主人公上司でいいやんってなりました。(←これはこれでベトナム的でOK)
最後はやっぱり敵さんたちがかなり強くて(雑魚が大勢いるにしても)三人で倒しにいってました。
しかも、アメリカ映画だったら絶対死んどるやろって場面で最後の敵がやられてもちゃんと生きていて、救急車に乗せられるなんて、なんかベトナム映画に愛情を感じてしまいます。
ちょっとだけネタバレしましたが、ネタバレしても十分楽しめる(と思う)ので、興味のある人は見てください。
パクりまくりなのに、ちょっと新鮮って感覚を覚えますよ、きっと。
お勧めです。2020/3/9/15人