ﾙ・ｱｰﾌﾞﾙ.夜明け前.ｶﾞｰﾙﾌﾚﾝﾄﾞがいるﾍﾞｯﾄﾞをそっと抜け出し.友人たちとｻｰﾌｨﾝに出かけたｼﾓﾝ。
しかし彼が再び彼女の元に戻ることはありませんでした。
ｼﾓﾝが蘇生する可能性は無く.両親に移植を待つ患者のために臓器の提供を求めるのですが。
その時間の猶予は限られている...というお話です。
他の誰かに命を繋ぐことはとても勇敢で素敵な選択だなと思います。
自分がもしその選択を迫られたら...と考えてしまいました。
とても心が重たくなりましたが.温かい気持ちにもなりました。
作品の静かさが彼らの心を物語っているなと思いました。
