肥やし

ポリーナ、私を踊るの肥やしのネタバレレビュー・内容・結末

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

かなり面白かったです。プリマになることを親から期待された少女は、己から湧き出る踊りを踊ることに決める物語。
ロシアにとっての、庶民にとってのプリマや体を用いた表現技法としての踊りを1人の女性を通してなんとなくにしろ感じられた。
劇中に出てくるトナカイとは何か。国家、親からの期待、他人から求められる振り付けなど様々なしがらみだと私は考えました。
少女の目の前に座したトナカイは最後、歩き去っていく。
ポリーナは題名の通り、私を踊る。
正しいかどうかは時間が教えてくれる。親や私達から見れば彼女の生き方や選んだ道は正しくないかもしれない。だけどポリーナは尊敬する先生と再会した時に互いに笑い合った。それが彼女の答えだと思います。
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