ポリーナ、私を踊るの作品情報・感想・評価

ポリーナ、私を踊る2016年製作の映画)

Polina, danser sa vie

上映日:2017年10月28日

製作国:

上映時間:108分

3.6

あらすじ

ボリショイバレエ団のバレリーナを目指すロシア人の女の子ポリーナは、厳格な恩師ボジンスキーのもとで幼少の頃から鍛えられ、将来有望なバレリーナへと成長していく。 かの有名なボリショイバレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、全てを投げ打ってフランスのコンテンポラリーダンスカンパニー行きを決める。新天地で新たに挑戦するなか、練習中に足に怪我を負い彼女が描く夢が狂い始めていく…

ボリショイバレエ団のバレリーナを目指すロシア人の女の子ポリーナは、厳格な恩師ボジンスキーのもとで幼少の頃から鍛えられ、将来有望なバレリーナへと成長していく。 かの有名なボリショイバレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、全てを投げ打ってフランスのコンテンポラリーダンスカンパニー行きを決める。新天地で新たに挑戦するなか、練習中に足に怪我を負い彼女が描く夢が狂い始めていく。 ダンスを通して喜びや悲しみ、成功と挫折を味わい成長していく少女。彼女が見つけた自分らしい生き方とは…。 一人の天才バレエ少女の、輝かしくも数奇な運命を描いた、話題のフランスグラフィックノベルの映画化!

「ポリーナ、私を踊る」に投稿された感想・評価

我輩の感覚器は、悲しむべきことに美に触れるためのチューンナップを為されておらず、モニターの中で揺れ、止まり、弾けるダンサーの一挙一動をどのように捉えれば良いのか判然としない。特にそれが古典的、伝統的な表現となると尚の事で、有り体に言えば“分からんちん”なのです…。

ロシアの寂しい街(どのぐらい寂しいかというと原発がガンガン湯気を上げまくっているくらい)の貧しい家庭で生まれ育った少女ポリーナ。彼女はバレエダンサーに成るべく、小さな頃から遠路を歩いてバレエスクールに通います。彼女の、誰とも違う資質を見出した師ボジンスキー(良い名前!)の元ポリーナは成長し、とうとうボリショイに入団する程になります。熊はいない方のですよ!…しかしポリーナの情熱と誰とも違う個性の有り様は彼女を孤立させ、ひとところに留まるのを困難にします。ロシアからフランス、そしてベルギー。ポリーナのダンサーとしての自分探しの旅。
原作はフランスのグラフィックノベル?だそうです。山岸涼子さんみたいの想像したけど、漫画とは違うのかな?

ストーリーはほぼ有って無い様なもので、ひたすら本能の赴くままに次の舞台へと流れていくポリーナの姿が描かれるだけ。一応、父を巡る事件性の有る出来事も有るものの、その背景や顛末も全く描かれず、どちらかと言えばポリーナの心境の変化を促すための装置程度の役割しか与えられていない様に思えます。
物語の平坦さに合わせてか、演出や撮影も安易なエモーションに逃げない落ち着いたもので、ドグマ95の作品の様な雰囲気でも有ります。
物語に大きな展開が無く、見た目の変化も乏しい作品の、何処に注目すれば良いかと言えば、それはもうポリーナのダンス!という事になり、それで冒頭の私の言い訳に戻るのですが、…分からない!凄いのは分かるけど、どのぐらい凄いのか分からない。多分、彼女がどのくらいの才能の持ち主なのかって、物語のキモの部分ですよね。だからそこの部分が分からないとなると映画全体がボヤーっとした印象になってしまう。完全に自業自得です。悔しい。

ところでポリーナ、クラシックバレエからコンテンポラリーに移行していき、ラスト、“私らしい踊り”としての長めのコンテンポラリーダンスシーンで終わるのですが、こういう展開って現役で膝をいじめ抜きながらクラシックバレエに打ち込んでいる人にはどう映るのでしょうね?ちょっと気になってしまいました。余計な心配ですかね。
作中で唯一、ハッキリとコメディ的なシーン。“バーのバイトして、帰るとベッドに倒れこむ”その一連の流れを素早く何度か繰り返します。確かにユーモラスでつい笑ってしまいますけど、実際には殆どの人がそうやって生きてるのだと思うのですけどね。心がざわっとしましたよ。そうじゃない人の為の映画なのかな?実際フランスにはジャンルとして“そういう人”の為の映画がありそうな気がします。

映画全体のトーンは好き。でも残念だけど、コアになる部分が理解不可能でした。バレエには漫画ぐらいでしか触れていませんし、芸術に理解のない無教養な自分が一方的に悪いのです。
…でも、作中頻繁に流れる、20年以上前くらいのセンスのめちゃ早BPMのアシッドトランスみたいなBGMはマジで全然良くないと思いますよー。
ちかミ

ちかミの感想・評価

3.7
ボリショイ入団を蹴ってコンテの世界に踏みこみ、自分だけのダンスを見つけていく話。
メインキャストが、現役のバレリーナとオペラ座のエトワールだけに、ダンスシーンが素晴らしいです。

ストーリー展開がちょっとあり得ないなと思ったら、原作はマンガでした。槇村さとるみたい。
ほの

ほのの感想・評価

4.3
こういう映画本当に好きです。
観終わったあと心が緩む映画もいいけど、背骨が光るみたいに強くて綺麗な気持ちになれる。
tokumokeko

tokumokekoの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇中の最初で、ポリーナがダンスとは体から自然に生まれるもの。と言っていたのがずっと印象に残りながら映画をみて、最後にあのシーン。泣ける。
彼女がずっと感じていたことが身になって、周りに伝わった。表現者の葛藤を美しく、優しく描いた綺麗な映画でした。個人的にだいすきです。
またコンテンポラリーか!!(笑)
(土屋太鳳の衝撃、再び!?)

何やかんやで、ダンスムービー観ちゃうんですよね〜♪
(芸術は爆発だ!!)

あらすじは…
裕福では無い家庭に生まれたロシア人少女ポリーナ(アナスタシア・シェフツォワ)は、両親の期待を背負いボリショイバレエ団のプリマを夢見てクラシックバレエを日々踊っていた。
努力が実りボリショイへの道が開けるが、フランス人ダンサーと恋に落ち、同時にコンテンポラリーダンスに魅了され、南フランス、ベルギーへと移り住み、本当に表現したいダンスを探し求める…
というお話。
(明らかに途中で進むべき道を間違ってるような…?)

実はですね、この映画…
漫画原作なんだそうです!!
(Amazonで購入できる!?)

フランスのグラフィックノベルは、日本のコミックにも影響を受けてるんでしょうね〜♪
(素直に嬉しいですね)

もう一つ嬉しかった事がありまして…
劇中でポリーナがコンテンポラリーに魅了される演目「白雪姫」の主役を務めていたのが、日本人バレエダンサーの津川友利江さんというお方だったんです!!
(綾瀬はるか似の美人さんでした)

ポリーナちゃん…可愛いし才能もあるのですが、自分の為に踊ってるワケでは無いのでいつも迷いがあるんですよね(笑)
(その度に先生に「集中しなさい」って言われちゃうの)

フランス映画らしさも見え隠れしてましたよ〜☆
(男女の出会いや別れ、嫉妬、突然の終幕…etc)

この映画にとってダンスは飾りに過ぎず、ポリーナという少女の成長の記録なのかな?と感じました。
(成功ばかりでは無く、挫折も描かれてます)

最近、DA PUMPの「USA」にハマっているそこの貴方!!
この映画もチェックしてみてはいかがですか〜?
(カ〜モンベイビーアメリカ〜♪)

最期に…
本編が始まる前に「ダンサー セルゲイ・ポルーニン」の予告が入っていたのを観て…

超 ☆ 格 好 良 い !!
(ファ〜〜〜)

って、思っちゃいました(笑)
(いや、そういうのじゃ無くて!違うって〜)

次は、コレだな!!
(待ってろ〜ポルポル〜)
入口からは想像出来ない展開。自己中と才能は区別し難いね、若さゆえってことか。
りな

りなの感想・評価

3.5
自分の才能と向き合う苦悩、経験する挫折と成長。寒いイコール寂しいなイメージなのでロシア映画に対する印象もそんな感じなんだよな。今回も変わらず。でも雪の中で心のままに踊る少女ポリーナは可憐だった。コンテンポラリーダンスも好きだったし、様々なことを乗り越え辿り着き表現されたポリーナ自身の姿はより一層美しかった。
yuuki

yuukiの感想・評価

3.6
バレエ経験者も楽しめる作品。

大概の芸術作品は経験者が観ると納得いかないことが多い。
バレエも例外ではなく、残念な気持ちでエンドロールを眺めることが多い。
この作品は、細部がしっかりと表現されていてよかった。
まつこ

まつこの感想・評価

3.6
瑞々しかった。
小さな嘘が切なくて。どんどん濃くなるメイクが全身で言い訳しているように見えた。

コンテンポラリーダンスに魅せられていく感じとラストダンスが好き。
切身

切身の感想・評価

3.3
コンテンポラリーダンスがとても美しい。クラシックなバレエより、私もそっちの方が好き。笑笑

ダンスは舞台の上だけで行われるものではない。ポリーナはポリーナの踊りを踊れば良い。
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