それなりのキャリアはあるけど、今一つ飛び抜けなかった人(ほとんどはそうだ)の感覚をヅンヅン突いてくるの、相変わらずうますぎ…
運転中の汚い言葉、
社交辞令と陰口、
自分勝手、無関心、自惚れ、嫉妬、
エトセトラエトセトラ。
大人の皮をかぶって、日頃見せないようにしてるセコくてみっともないそういう部分を、家族にはうっかり曝しちゃう。そこをまた丹念にすくいあげるノアの愛というのかな…
とりわけ立派でもなく、何かを成し遂げてもいなそうなマイヤーウィッツ家の人々。それでもやっぱり、家族には語られるべき物語がある。リアルに笑いながら泣いちゃった作品。