完成された大人のおとぎ話。しっかりファンタジー。
私は無駄に現実主義なとこがあるのか「警備薄すぎでは？」とか「惹かれたあった過程は？」とかそんなこと考えてしまうけどたぶんそんなこと考えちゃいけない。ファンタジーなので。
映画として映像が美しくて、水の中はもちろん、お部屋や劇場、帽子、カチューシャ、、テレビから流れる音楽も。レトロでお洒落。
そんなお洒落な日常を描いてるからこそ、バイオレンス描写が際立ってて、私はかなりかなりきつかった。。
水と対比するように流れる血や肉が生々しくて痛い。
性描写は大丈夫だけど暴力は本当にだめでそれだけでこの映画に対する嫌だなあって気持ちが大きくなってしまった。私は。。
ラストをはっきり描かないかんじが好き。ふわふわしたままで観た側の想像に任せる系。
わたしはあの半魚人のことを最後までかっこいいとか愛おしいとか思うことは出来なかった。。笑 セクシーではあったけどね。笑
