TAKA

シェイプ・オブ・ウォーターのTAKAのレビュー・感想・評価

4.3
2018-055-047-008
2018.3.4 TC長崎 Scr.1

・青いダーク・ファンタジー
・異形のもの、潜在的な欲望
・アカデミー賞
追記。
・ギレルモ・デル・トロ監督

青いダーク・ファンタジー。
不可思議で、少し怖くて、素敵な物語。

好きな雰囲気なので、物語世界にスッと入っていけました(^_^)
青は好きだし。
フロンターレを好きになるずっと前から。
ものごごろついた頃から(^_^)

本作を通して感じるのは、
異形のもの、虐げられたもの達への愛。
純粋な想いへの憧憬。
ダーク・ファンタジーっていうのは、そういうフィーリングが必要なのかな?
監督によってテイストは大きく異なるけれど(^_^)

物語自体は概ね想定の範囲内な感じでした。
最初、かなりB級くさい導入もあったし、半魚人(でいいの?)の劇場版仮面ライダーにも出られそうなギミックからして、語り部の言う「惨劇」がとんでもなかったらどうしよう!?
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
・・・見たいかもo(*゚∀゚*)oワクワク
なんつって(笑)

まぁね、最初はそんなことも考えてたんですが(苦笑)、物語は破綻なく流れて行きましたね。(^_^)
好きな感じのお話でした♪
ちょっと嵌まりすぎて予定調和過ぎるかな、なんて感じたくらい(笑)
それくらいしっくり来てました(^_^)

細かいこと言うなら、2人の関係の進み方が唐突に急だったかなとf(^_^;(笑)
まぁ、そんな細かいこと気にしながら観る映画じゃないですな。
だってファンタジーだもの(^_^)

ただ、ふと思ったのは、ヨーロッパ人には異形のものとの交わりに対する潜在的な憧憬があるのかね?って。
そういうの、割と多い気がする。
デル・トロはメキシコ人だけど、本作は俺の中ではラテンの香りのするヨーロッパ映画な感じなんですよ。

そして、祝!アカデミー賞作品賞!
フワッホー♪(* ̄∇ ̄)ノ♪

俺はアカデミー賞獲る前に観たんですけど、まさか作品賞獲るとは思わなかった(゚д゚)
・・・誤解を恐れずにいうならば・・・ちょっとイメージ違うかもなぁ・・・
いや、相応しくない(値しない)って言ってるんじゃなくて・・・
気楽に観た方が楽しめる作品じゃないかなって。
作品賞とか獲っちゃうと、妙な大上段からの感動を期待して肩透かしを食う、なんて方も増えちゃうんじゃないかな、なんて、勝手に懸念しちゃったりしてます。
(余計なお世話(ФωФ)笑)
だけど、賞を獲ることでより沢山の方が観てくれるんだろうから、やっぱ良かったんだよね(^_^)

好きな映画です。
楽しめました。

追記。
・他に本作について語るならば、何と言ってもギレルモ・デル・トロ。
やっぱ、パシフィック・リムの監督と同一人物なのね・・・( ̄▽ ̄;)
変態かぁ~?♪(* ̄∇ ̄)ノ(笑)

・・・特撮とファンタジー好き・・・?
( ゚д゚)ハッ!
・・・・・・( ̄▽ ̄;)
ロマンティックでいいご趣味!
( ̄▽ ̄)b!(笑)

パンズ・ラビリンス(未見)のイメージが強いんで、てっきりスペイン人かと思ってたらメキシコ人だったんだ。(^_^)

主演もイギリス人で、しかもパディントンがお世話になってるお母さんだし。
ヨーロッパな雰囲気がいい( ̄▽ ̄)b!
なんて書こうかと思ってたら・・・
てか、途中まで本当にアメリカとは思ってなかったんだけどf(^_^;(苦笑)

だけどスペインには縁があるみたいだし、なんか雰囲気あるよね。
本作も悪役以外はアメリカっぽい感じはしなかったな。

う~ん、何が言いたいか分からなくなってきた
( ̄▽ ̄;)
ま、何が言いたいかというと・・・

本作の雰囲気大好きよ(^_^)(笑)

・あ!
半魚人のギミックを敢えて仮面ライダー(劇場版)としてるのは、予算の見地からです(笑)
TAKA

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