ひとことで言うと、半魚人に恋をしてしまった女性の物語。
主演はパディントンでブラウン家のお母さん役のサリー・ホーキンス。脳内には優しいママ像しかなかったので、のっけからのオナニーシーンは見間違いかと思ったｗ
まあそれはさておき、アカデミー賞を受賞するほどの作品だったかというと、個人的には微妙。どんな性癖なのか知らないけど、あんな怪物に恋をするかなあ。同情したりとか、友情が芽生えたりとかは分かるんだけど。例えていうなら、犬に恋愛感情を持ったり、セックスしてるのと一緒だから。
外見の醜悪ではなく、心と心が通じ合えば愛は成立するというプロットは、美女と野獣に通づるものがあるけど、あっちはあくまでも人間だからなあ。発話障害者という特殊なキャラクター設定は、その違和感を軽減するための方策なのかもしれない。でもそうすると、汚い言葉でいえば片端は片端とくっついとけ的な意味にも取れてしまうわけで。。僕が捻くれているだけでしょうか。
