愛に満ち満ちた映画。
彼とイライザが水で満たされた部屋で抱き合うシーンがとても好き。部屋を開けて水が抜けた後のイライザが蠱惑的で美しい。こんなに愛し愛されてるのよ、って。
内容は深くて重い。でも映像はまるでおとぎ話みたい。冒頭シーンで惹き込まれる。
ラストシーン、語り手の存在を思い出す。語り手は海に消えた2人を見ていないはず…なら、あれは本当にあったことなのか。
個人的には、完璧なハッピーエンドより、彼を想いながら、手を繋いだあの時死んでいて欲しいとも思う。もっと言うなら、彼に食べられていて欲しい。(タンパク質が必要だという設定もあったし)永遠に一緒という意味ではハッピーエンド。
もう1回観よっと。
