せら

シェイプ・オブ・ウォーターのせらのレビュー・感想・評価

3.5
誰が同じ動物同士は同じ動物同士としか愛し合えないと決めた?誰がどんな者へ愛を持とうともそれは自由であり、自由ではなければならない。
固定概念なんぞ、人を縛る思考であり、そしてそれでしか大人は世界を見ることができないのである。
いじめを行う者の心理に「異質な者への嫌悪感」とあるが、この映画もまさにそれ。
嫌悪感と恐怖は紙一重。その感情に捕らわれてしまった者は、いつしか他人への疑心暗鬼と、執着しかなくなる。正義とは何か?愛とは?居場所が無い物同士惹かれ合った先には?
大きく言ってしまえばこの映画はそれ。

あと、MPの階級が意外と高くて…厳重警備の所がしかれている所なのでそのぐらいいるのかな?
せら

せら