劇場版　はいからさんが通る　後編　～花の東京大ロマン～のあいたむのレビュー・感想・評価

私にとってサウンドオブミュージックのような本当に大好きな作品。

アニメ版は途中で打ち切りになってしまったので、ストーリーを完結させたのは38年後らしい。知りませんでした。
大正時代を舞台にした歴史ものなので、当然大正の関東大震災も出てくる。その瞬間か本当にドラマティックなので動いている絵で見た時に感動した。
大正時代の乙女は、その先の戦争含めて考えると本当激動の時代だよなあと思った。
あまり日常をフォーカスした作品が多くないから、忘れてしまいがちだけど。
でも恋愛を軸に普遍的なテーマで描かれているので、時代設定が現代でなくても感情移入できる。
いつか歳をとったときにもういちど見たい、そして大正という時代を駆け抜けた女性たちがいたんだと、改めて感じたいと思う。
最後のエンドロールで番外編のカットを描いてくれていて嬉しかった。