千里夜行

劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~の千里夜行のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

※この感想は前後編通して観て書いてます。

名作 はいからさんが通る をあらためてアニメ映画化。

男尊女卑が根強い大正時代を舞台に、型破り男勝りなヒロインと、激しく、でも包み込むように彼女を愛する少尉のロマンスが前後編で描かれる。何といってもヒロイン花村紅緒がイイ。時に凛々しく時にコミカルに、男社会なんのそのと立ち回る紅緒が駆け抜ける様が心地良い。その上で、少尉とのロマンスで観られる少女らしさとのギャップが魅力的。相手となる少尉も優男風なのに男らしく負けていない。

キャラクターも大正の町並みも、紛れもなく はいからさんが通る の魅力一杯の満足な映画でございました。長い物語をテンポよく見せてくれたことも素晴らしい。

昔のTVアニメシリーズと比較しても、自分的には新キャスト新アニメーションもイメージバッチリでした。また、TVアニメシリーズでは描かれなかった二部終盤のストーリーも描かれたのも嬉しかった。
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