結局、ルーシーは自分が姉にされたことを姪に対して繰り返し、会社ではおばさんのポジションがルーシーに回ってきて、自暴自棄になるところは最初のシーンを思い出させるし、円をぐるっとまわるような人生だなと感じた。
始まり方が怖い。確実にトラウマになる。だんだんとルーシー化していく演技がうまいしおもしろい。そこからの名刺交換は日本文化をぐっと感じた。
急にアメリカ行けちゃうし、刺青しちゃうし、幼い姪相手に本気になっちゃうし、ほんと「愛は全てに勝る」というセリフがしっくり。いつの間にかルーシーに同情してたな。
寺島しのぶの演技、表情が素晴らしかったし、ジョシュ・ハートネットがかっこよかった。とにかく役者が豪華。
