やっぱりカルカン

ライオン・キングのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
3.6
私は猫が大好きです。
ライオン・キングは一度も見たことがないのですが、予告編でラフィキが生まれたばかりのシンバを持ち上げてお披露目するシーンの猫っぷりに大興奮!ずっと見たかった作品です。

上映時間119分のうち、半分ぐらいは幼少期(ほぼ猫)で残り半分が成ライオンの姿でした。歩き方、走り方、水の飲み方、瞬き、しっぽの動き、ふわふわの毛、全部が可愛かったです。あまりの可愛さに途中で「お願い!このまま大人にならないで〜!!」と思ったぐらい(それは無理)。
ディズニー映画は毎回そうですが、動物の動きを本当によく観察して作られているなぁ…と感心しました。

アニメだったらごまかせたかもしれないですが、実写だとちょっと無茶に見える設定や演出もありました。でもドキュメンタリーじゃなくあくまでフィクションだから仕方ない事ですよね。
ジャングル大帝のパクリなんじゃないか?との噂があるようですので、ストーリーには何も言いません。

唯一悪い点を書くとしたら、リアルすぎるライオン描写が仇となってスカー以外のキャラクターの区別がつかないシーンがあったことです。あまりに特徴をつけてしまうとリアルさが失われますし、バランスが難しかっただろうなと思います。
劇中でも「子猫ちゃん」と呼ばれていますが、ほんとに幼少期の猫っぷりが可愛かったです。

今回勉強になったのは、大西ライオンの「心配ないさぁ〜!」は劇団四季のライオン・キングだけで、ディズニーのライオン・キング(ハクナマタタの歌)に「心配ないさぁ〜」は無いということ。

余談ですがライオンも猫と同じようにまたたびに反応して喜ぶし、段ボール箱に入るのが好きなんですよ。猫好き必見の映画!おすすめです🐈