マルバシー

ライオン・キングのマルバシーのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
3.9
映像美、音楽、とてもよかった。

そして、父親からのありがたい金言は、
かなり胸に響いた。

おそらくあの言葉たちはディズニーからの現代を生きる我々へのメッセージであり、リーダー論を語られたようにも感じる。

特に「王とは、全てを手に入れる存在ではなく、全てを与えられる存在である」というところ。

上に立つと、
人は全てが手に入ったと過信をして、
周りの人のありがたみや、
感謝の気持ちが薄れてくる。

ただ、上に立つことは手に入れることではなく、与える存在になることなのだ。
つまり、はじまりなのだ。

優しさも、
厳しさも、
笑いも、
与えられる存在。

それが王であり、
今の世の中でいう、
リーダーなのかもしれない。

ライオンキングから、
なんだか働く上でも大事なことを、
教わったような気がする。

もちろん、
星となって今も自分を見守ってくれる、
祖先たちの存在も、改めて思い返された。

我々は、
天から見守る祖先たちに恥じない行動を、していかなければならないなと。