親愛なるフレディー
君はたくさんの悩みがあるだろう。
そんな君を見て、周りの人間は君のことを気にかけたふりをしただろう。それは多分、君自身を見てではなく君の作品を見ているだけだから、君のことを理解している人間ではないことの方が多かっただろうね。
もしかしたら、世の中は生きづらいと感じたかもしれない。
無理もないさ。
けど、君には君の作品ではなく、君自身の心を見てくれる人たちが確実にいる。それがクイーンのメンバーかもしれない。それはわからないけれど、君にとって音楽はただの商売ではなく、それらの君の鬱憤や常に考えていることを排出する場だったんだろ。その音楽は今でも語り継がれているよ。
安心してくれ。
君の魂は現代にも届いているよ。
