ネットでの評価は、大多数がラストのライヴシーンの感動をもって絶賛し、一部が「史実とは違うから０点」と酷評している状況ですね。
自分の感想はそのどちらでもなく、凄く良かったけどそれは曲の素晴らしさによるものであり、ライヴDVDを観たほうがもっと感動できるんちゃう？てな所です。
というのも演奏場面以外の所に？マークが付くところが多くて。例えば野外フェス出演の為にフレディーがバンドメンバーに対して許しを乞い、他のメンバーもそれを受け入れるのですが、その時の台詞が「ギャラを均等にしろ」的なもので、確かにそういうやり取りはあったのかも知れないけど、この場面で出すタイミングじゃないだろうと思い、それまで盛り上がっていた感情がかなりトーンダウンしました。
やはりこういった偉人伝というか、サクセスストーリーを主題にした作品は様々なエピソードを盛り込みたいがあまりに、バランスが悪くなることがあって、この作品もそういう所が散見されていまいち乗り切れませんでした。
