上映真っ盛りの時は話題になりすぎて嫌気がさして観に行かなかった。
加えて彼氏の後輩のバンドマンがイマイチだと言っていたのを彼氏伝いに聞いて「じゃあいいや」と思ってしまって観ていなかった。
今回観たのも本作が純粋に観たかったからではない。
たまたまいまのシーズンに行きたかったユジク阿佐ヶ谷で上映したから観に行ったのだ。
「ユジクの入場料1600円のボヘミアンラプソディ」くらいの気持ち。
しかし、観てみるとどうだろう。
私はクイーンを特別聴き込んでいるわけではない。
まして音楽は好きであるが、邦楽専門であり洋楽は好きではないのだ。
観ていると自然に身体が揺れていた。(もちろんマナーの範囲で)
フレディ・マーキュリーのカリスマ性にひきつけられた。
音楽は言語も関係ない、国や国籍、宗教も関係ない、まさにそれを感じた。
確かに古いクイーンファンやバンドをやっているような、音楽関係の人からすると物足りないのかもしれない。でも私からすると十分であった。
クイーンに万歳、フレディ・マーキュリーに万歳、こんな素晴らしい映画を実現してくれたスタッフさんに万歳!
Ay-oh !