クイーンをあまり知らない若者にこそ見てほしい映画です。
クイーンファンの私の父によると50代くらいの実際にフレディが生きていた時代にクイーンを聴いていた方々にとっては彼の生き様はもう知ってることで、映画館で見る必要もないらしい。
しかし、それを知らない若者からするとフレディの生き様は劇的です。音作りに対する執念や自己同一性に対する疑心、恋人との微妙な距離感など彼の人生の全てがまるで創作かのように劇的です。
彼の人生を知った上でクイーンの曲の歌詞の意味を改めて考えると、まるで意味が変わってきます。
ラミマレックの役作りや演技ライブエイドのシーンの再現性の高さなど、映画としての見どころも数多くあります。
そもそも、映画館の最高の音響設備でクイーンの曲聴けるんだから見ない手はないでしょって思ってました。これを映画館で見なかった父はかわいそうです。