KC

X-MEN:ダーク・フェニックスのKCのレビュー・感想・評価

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)
3.5
海外評論家の評判が悪くとても心配してましたが、案外楽しめました。もちろん話運び、キャラクターの心情の変遷には突っ込むしかないと思います。ここがかなり評判悪くなる要因なのかなって思います。個人的にエリックの心情の変化が納得いきません。俺は沢山の人を殺してきたが、それは無意味だったと言った直後にある人を殺すと決意します。え?さっきの発言はなんだったの?と思ってしまいました。
ですがアクションシーンは楽しく、初めてチームアクションが見れたなって思いました。宇宙の救助シーン、列車の中の狭いシーン。両方とも最高です。特に列車でのエリックの1両の飛ばし方最高です。真似したくなる笑。またニューヨークでの市街地バトルはx-men1作目のバトルに似ていて少しチープに感じましたが、このシリーズらしいご愛嬌で嫌いになれません笑(これ褒めてるのか?笑)。そしてx-menが民衆に温かく迎えられるシーンは感動です。シビルウォーの後半以後市民が全く映画から消えてしまったMCUでの不満をある程度解消してくれました。
もちろん映画的に素晴らしい作品ではなく、これで最後?と思ってしまいますが、最後あの2人の会話にはどうしても胸が熱くなります。ファンの方はぜひ見てほしいです。
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