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ランペイジ 巨獣大乱闘のnobuoのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
4.0
ブラッドペイトン×ロック様のパニックアクション。同コンビの過去作「カリフォルニアダウン」が今一つだったので期待していなかったものの、こちら安心して楽しめる一本だった。

デカブツの巨大感表現の巧さ・引きの長回し多用という二点のおかげで、緊張感がありつつも楽しく見やすいアクションが堪能出来た。何というか、本作全編を通して「余計なことをしていない」感が好ましい。マイケルベイにもこのバランス感覚を移植したい。

そして「カリフォルニア〜」よりも更に超人度を増したロック様の無敵感は凄い。
銃撃を喰らった時は流石にどう切り抜けるのかハラハラしたが...「急所を外れた」の一言で傷を無効化。天晴。

巨大化したゴリラかつ本作の実質的ヒロイン・ジョージとの交流は微笑ましくて良いが、鎮静剤を飲ませる下りには納得いかず。
そもそもツッコミ所まみれの映画ではあるが、この点に関しては「(アレごと)丸呑み」をする保証がどれくらいあったのか?という引っ掛かりがノイズになった。

スコアとは無関係ながら、久々に「良い感じの若本規夫」が堪能出来た気がするで吹替ファンは必見。
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