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ランペイジ 巨獣大乱闘のmalのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.0
スカッとして迫力のあるアクション映画を観たいと思い、選びました。あと、ロック様の勇姿が見たいというのも視聴した理由の一つです。


悪の遺伝子工学関連会社の事故によって巨大化した動物たちが大暴れするというお話ですが、人間達のやり取りが多く、テンプレ的なやりとりはちょっと退屈。もっと怪獣たちのプロレスを見ていたかった!巨大化動物が3種しか出てこないのも不満。悪くはないが、目新しさもそれほどないというのは正直な感想。


クリスパーの話が出てきたので、結構科学的な話なんかなーと思ったら、雑な設定・科学考証でお金のかかったB級映画という感じ。でも、ちまちま考えたりするよりもパーってやってガーッと進む感じが結構好きなので、それはそれでよし!ツッコミを入れながらワイワイ観たい映画!


ベタではありますが、オープニングでの宇宙ステーション脱出や背後に巨大な狼がスッと現れるシーンはぞくぞくきました。

その宇宙ステーションのシーンと、次のシーンでのゴリラ・ジョージとの邂逅を合わせた最初の10分はエンタメとしてすごく楽しい。各シーンで起承転結があるというか、緊張→最高潮→弛緩のテンポが最高。


元特殊部隊や密猟対策の仕事をしているうちに人間嫌いになり、今は霊長類研究者という主人公の設定がもうなんか素敵。ベタベタだけどロック様なら許される、許して欲しい。彼は現代兵器や軍よりも強いので、クライマックスでの奮闘はありだと私は思ってます!
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