アマプラ配信終了作品だったので今更鑑賞。
行間を読ませて悪い方向に視聴者の思考を操作することがホラーの一番の肝だと思ってるんだけど、それがとても上手い作品だった。
主人公達を襲っている怪奇現象が幽霊なのか悪魔なのか、全く得体が知れない。
それがブラウン管やビデオテープといった当時はどこの家庭にもありふれていたもの身近なものだから、容易に自分に置き換えられてしまう。
時代性が反映されたモチーフだからこそ当時はムーブメントになり、今観ると古く感じてしまうのだと思う。
終盤にある井戸の一連のシーケンスはあまりにも有名で正直怖さより「ついにきた！」という嬉しさが勝ってしまっていたけど、前情報が一切ない状態で観ると相当怖かったんだろうな。
