くまたによしみつ

劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命のくまたによしみつのレビュー・感想・評価

4.6
映画という底無しの面白沼にハマった男の話。問題はその映画が優れているかということではない。映画の前でどれだけ誠実に謙虚でいられるかということだ。そこに面白味を見出すことができるかどうかがその人の価値であって、殿様気分で映画を観る人よりも映画の前でひざまずける男の方が映画に愛され豊かな映画人生を送ることができるのだ。