くろ

検察側の罪人のくろのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
4.8
検察官としての正義とは何かを描いたミステリー作品。
上昇志向が高くキャリア優先のキムタク演じる検察官と、クリーンな正義を目指す二宮和也演じる若手検察官。
2人はある事件の容疑者に翻弄され、苦悩し、それぞれ自らの信じる正義を全うしようとするあまり対立していく。

豪華俳優陣も去ることながら、登場人物すべてに深みやストーリーがあり、魅力を感じられる作品。
単なる官僚文化の風刺に留まらず、一人ひとりの背負うバックグラウンドも絡まってくるため、本当の正義とは何か?を考えさせられる。
くろ

くろ