「アンブレイカブル」からの壮大な三部作の完結編
ってことで。
評価が二極化しているシャマランですが
嫌いじゃない方なので一応観た。
「アンブレイカブル」は中身忘れてたから
復習までした。
いくらなんでも時間経ちすぎでしょ。
まぁシャマランにも大人の事情があるんでしょうが。
でもこの時間経過が完結編には効果的に
作用してたんで結果オーライでしたが。
「アンブレイカブル」のいつも涙目だったあの子が
映画開始早々にすっかり大人になって
登場したときは、あぁいよいよ終わるんだね…
みたいな感覚が胸にきました。
導入部分はなかなか良かったが
話が進んでいくほど先の読める展開で
しかもテンポ悪くてツッコミどころが満載。
ゴリゴリのマカヴォイの監視が薄すぎたり
警察が都合よく介入したり手を引いたりとか
この完結編でようやくテーマが見えてきたが
気持ちはわかるが、そっちもどうかと思う
みたいな矛盾があった。
本作品、マカヴォイが際立ってますが
彼の出ているシーンはどれも良かった。
前半のマカヴォイが登場するシーンは
「そこからかよ!!」と驚愕した。
レベルを上げ、体を仕上げてきた彼は
筋肉の緊張と弛緩で演技してたw
今作も彼を観る価値はあるが
いかんせん「アンブレイカブル」から
観ないとどうにもならない。
