まこ

死霊館のシスターのまこのレビュー・感想・評価

死霊館のシスター(2018年製作の映画)
3.2
死霊館シリーズの原点にして
最強の悪魔降臨・・・

ジェームズ・ワン監督による
死霊館シリーズでも
シスターの姿をして現れ、
みなを恐怖のどん底に陥れた悪魔ヴァラク。
本作は、
そのヴァラクがどのようにしてこの世に現れ、
本当はどんな存在だったかを描いた
死霊館シリーズの原点にして
時系列としては1番古いものとなっている。
冒頭から恐ろしいシーンの連続だが、
古い外国のお城?というか、建物は
なぜあんな恐ろしいのだろう。。
(日本人だからそう思うのかな?笑)
その建物的な恐ろしさに加え、修道院、
修道女、薄暗い部屋や廊下、が
またさらに恐ろしい雰囲気を醸し出し、
古典的ではあるが恐怖感を与える演出が
絶妙だと思った。
廊下の奥、一番暗いところにスっと見える
黒と白のローブを着た修道女が横切る・・・
これだけでも十二分に怖いのに
シスターに化けたヴァラクの顔の
恐ろしいこと恐ろしいこと。。
暗い部屋や映画館の大画面で観ていたら
思わず声を上げそうになるだろう。
あえて言えば、
せっかくメインキャラにしてるのだから
もう少しヴァラクの回想?シーンを増やして
よりキャラクターを強く出すとよかったかな
と思ったが、それをしてしまうと
死霊館シリーズと言うよりは
ヴァラクシリーズになってしまうだろうから
まあしかたないか笑
シスターたちの話も、
メインキャラ3人の絡みも良かったし
全体的に満足だった。
ラストも原点らしく、ちゃんと次に
繋がるように終わっていて
そこも素晴らしかった。
こういう接点て何気に嬉しいよね。
まこ

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