短評
我が子への愛情が突然無くなったら‥‥?
永井豪による漫画で似た設定があったよなと思っていたら、多くのフォロワー様が同じ指摘をしていて謎の安心感笑
借金返済のために何でも出まくっていた時期のニコラス・ケイジ主演作。
『アドレナリン』のブライアン・テイラー監督のため、細かな設定をぶん投げたストーリーや勢い重視のカット割と現実とのギャップを見せつける荒々しい回想シーンの挿入とやりたい放題。
極めつけは、そもそもこの超常現象の原因が不明!何だかんだ罪悪感は感じるという設定だと『哭悲』ですら多少の説明はあったのに、本作はとにかく目を血走らせた親が子を追いかける絵面だけで成立させる。
とにかく荒々しい作りで緻密に練られた脚本やストーリーを重視するのはNG、最初から最後までイカれまくりのダークコメディだった。