12月

不都合な真実2:放置された地球の12月のレビュー・感想・評価

3.0
地球温暖化について考えるきっかけを与えた『不都合な真実』から10年。特に今年は猛暑を超える酷暑、何十年に一度の豪雨、猛烈な台風など異常気象が次々に日本列島を襲い、その度に「これって温暖化のせいなの?」と考えた人も多いと思う。日本だけでなく海外でも、異常気象が深刻な被害をもたらしているという。

この10年で地球はどう変わったのか、これからどうなっていくのか。再び、地球の“現在”と向き合うきっかけを与えてくれるドキュメンタリー。

また、マイケル・ムーアの『華氏119』のように直接的なものから、ニクソン政権を槍玉にあげた間接的なものまで、最近のハリウッドでは「トランプ批判」を盛り込むことがひとつのトレンドになっているが、この映画も、国際的な温暖化対策を約束するパリ協定締結までの長い道のりを伝え、それをいとも簡単に脱退したトランプこそが地球の敵、“悪”であると痛烈に批判している。
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