不都合な真実2:放置された地球の作品情報・感想・評価

不都合な真実2:放置された地球2017年製作の映画)

An Inconvenient Sequel: Truth to Power

上映日:2017年11月17日

製作国:

上映時間:100分

3.5

あらすじ

『不都合な真実』(06)により、大衆文化に気候変動のテーマが持ち込まれてから10 年。人々の注意を引き、奮起させるような続編が登場する。エネルギー革命を身近に感じさせる作品だ。アル・ゴア元副大統領 は世界中を飛び回って大勢の気候チャンピオン(※注)を養成したり、国際的な環境政策に影響を及ぼしたりと、引き続き終わりの見えない戦いに挑んでいる。これまでになく高いリスクを伴いながらも、彼は「人間の知恵…

『不都合な真実』(06)により、大衆文化に気候変動のテーマが持ち込まれてから10 年。人々の注意を引き、奮起させるような続編が登場する。エネルギー革命を身近に感じさせる作品だ。アル・ゴア元副大統領 は世界中を飛び回って大勢の気候チャンピオン(※注)を養成したり、国際的な環境政策に影響を及ぼしたりと、引き続き終わりの見えない戦いに挑んでいる。これまでになく高いリスクを伴いながらも、彼は「人間の知恵と情熱により、気候変動による危険は乗り越えられる」という信念を追求している。そんな彼の舞台裏の姿を、公私や苦楽を問わず、カメラは捉えた。

「不都合な真実2:放置された地球」に投稿された感想・評価

はせ

はせの感想・評価

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環境問題ドキュメンタリー『不都合な真実』(2006)の第2弾。前作で地球環境問題の啓発に貢献したとしてノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領が、10年の時を経た地球の「現実」を映し出していく。

97年に採択された京都議定書以来の気候変動に対する国際的枠組みであるパリ協定。2016年、アル・ゴアは調印に向けてインドなどと必死に交渉し、ついに合意を勝ち取る。しかし翌2017年、「温暖化はでっちあげだ」と切り捨てたドナルド・トランプ大統領はパリ協定離脱を宣言した。

地球はあまりにもデリケートで、人間の力は環境を激変させるほど強大だと痛感させられる作品。アル・ゴアの尽力をバカにするような現実だが、決して希望が失われているわけではない。アル・ゴアの教え子たちは世界中で活動しており、今や化石燃料よりクリーンエネルギーの方が安上がりな時代になった。いずれキング牧師やミルクに並ぶ活動家として人々に記憶されるだろう。
トス

トスの感想・評価

4.0
1を観てから早10数年、「せめて自分に出来る事はやろう!」と決めて、家族に細かいとか面倒くさいとか言われながらも(当時は恋人、今は嫁)、少しづつやってきました…、少なからず私にはアクションを起こさせる映画でしたし、考えさせられる内容でした。(当時流行った環境に関する本も数点読みました。似たような映画も観ました。)

あれから、結局何か変わったんでしょうか?特に日本は…。
今年(2018年)の夏の気候はヤバかったと思いませんか?徐々に気候が変化している事にみんな薄々気づいているのに何か変えていこうという人々は相変わらず少数な気がします。3.11では放射能撒き散らすし…、まぁ、自分もそんなに偉そうな事言える様な行動をしてる訳ではないですが、せめてこの様な良質な映画を人に勧めたり、自分の出来る小さな事からやっていこうと思います。

内容には賛否両論あるのは分かります、話が一方的とかも分かります。でも事実は事実、私たちはこの地球を子供たちに残さなければなりません。自分たちが今良ければ良いのでしょうか?私は子供が出来て、未来が安心して暮らせる世の中になってほしいと切実に感じました。

何故かこの映画を観てる時自然と涙が流れている自分がいて、新幹線の中で観ていたので焦りました(笑)、歳を取ったせいか悲しい場面には弱くなりました。しかし、それほど心を揺さぶられた事は事実ですし、アル・ゴアのスピーチには人に訴えかける力がありました。

みんなで自分の出来る事から始めよう!
また子供にこういう映画を観せて一緒に考えていこうと思います。

余談ですが、「ありあまるごちそう」や「フード・インク」、「いのちの食べかた」、「放射能廃棄物〜終わらない悪夢〜」、「happy しあわせを探すあなたへ」辺りも子供と将来観たい。日本に住んでる自分たちの日常がいかに特別か、幸せか、異常なのか、つい忘れがちですが、こういう映画を観ると改めて考えさせられます。
tonu

tonuの感想・評価

3.4
Blu-ray(4Kコンバート),DTS-HD MA5.1chで見ました。

画質音質ともに良いです。
古い資料写真は流石に画質が悪いですが、それ以外はホームカメラらしいシーンでも、変にいじっていない分、ナチュラルで画質が良いです。
音質も同じですね。

ゴア元副大統領の二酸化炭素の排出による、地球環境の変化を抑制する運動についてのドキュメンタリーですが、最新の資料映像などは、変な映画より迫力あります。

途中もうお腹いっぱいと言う感じもありましたが、頑張って最後まで見ました。

まあ、必ずしもお勧めではないですが、環境を守ることの再認識ができた感じです。

温暖化・・・まあいろいろ意見もありますし、難しいですね。
M

Mの感想・評価

4.0
過去のデータや科学的エビデンスを元に、気候変動問題から地球を守ろうとするアルゴア。1作目から10年経っても揺らがぬ彼の信念や生き様を知る作品。
京都議定書交渉から約20年もの間、どれだけデタラメと言われ信じてもらえなくても、こんなにも長い歳月を掛けて地球のことを考え、現在〜遠く先の未来の為にまで尽力する人がいるというのに、その国のトップがパリ協定から離脱するっていうのがなんとも悔しい。
最後の演説は鳥肌が立った。話うますぎ。
目先のことに目を奪われ、
本当に大切なものを見ようとしない。
そうなりがなことを気づかせてくれる。
いい映画だった。
大学の教授が勧めていたので鑑賞。
2018年の現在だからこそパリ協定の採択とその後がわかって、見ていて辛かった。(こういう所があるからドキュメンタリー映画好きでもあるんだけど)

前作から10年経ったけど状況は改善するどころか悪化。しかもメディアから非難を浴びて裁判沙汰にまで発展した。ほんと踏んだり蹴ったりで今後の進展が不安に感じたけれど、最後の公民権運動に絡めたスピーチには感動した。(というか喋りとパワポの使い方上手い。)
事実、ゴアの活動やセミナーを通じて何千の教え子たちが活動を率いてるし、その後ろにも大勢が続いてる。
‘‘最後のノーのあとにイエスがある’’
‘‘そのイエスこそが未来の頼みの綱だ’’
ほんと、この言葉だけを頼りに活動し続けてるんだろうなとは思った。

ただ、一方でちょっと理不尽と感じるシーンも。
例えばCOP21におけるインドの撮し方。
基本的には公平な視点ではあるんだけど、インドの訴えてることに対してアンサーは最後まで返せてないよね。事前面談でも話を反らしたというか問題を別方向に向けていたし。

それと途上国が温暖化の原因のように取り扱っていたけど、CO2排出量は1位が中国、そして2位がアメリカだよね
ゴア副大統領の活動をみてるから、怠慢とは思わないけど説得力はイマイチ欠けるよ(・・;)
それに地球温暖化がここまで悪化したのは先進国の産業活動っていうのはド正論でしょ。資金援助を行っていくことで一応の決着はつけたけど今後どうなっていくのか心配。アメリカがリーダーとして引っ張るならそういうこともある程度背負う必要があるんじゃないかな…
kojiメン

kojiメンの感想・評価

2.5
ドキュメント映画。
1は観てないけど、切実な内容。
G7とかG 20の加盟国とかパリ協定離脱とか考えず、世界環境をリーダーがとにかく整えることが先決。
なぜって・人間が永久に永住するところだから!
添島

添島の感想・評価

4.3
感傷的なドキュメンタリーに拒否感を得る人が一定数いるのは理解してるけど見てから拒否してって思う。1から10まですべてが正しい訳じゃないのだろうけど、映画の前作から10年、政治家としての活動はそれよりさらに10年、これだけ費やしてる人を見るだけで愕然とするものがある。日本は政治に関する意識、驚くほど長続きしないよなって。

てゆうか、アル・ゴア氏お年を召してらっしゃって冒頭から目頭が熱くなってん……
インドのえらいひとが「150年後なら」って言ってた。そう、自分が生きてないそんな先の世界のために、自分が今嘘つきだの偽善だの言われることを受け入れる度量。元政治家ならではの手腕とも言えるけど、感服せざるを得なかったのだ。

個人的な話、まさにこの週末大雨特別警報くらった人間なので、たかが雨でも家は捨てられないってまざまざと思い知ったのです。だから彼の、地球もour homeなのだから、簡単に捨てられないぞっていうのが、どこか残っています。
前作観てから10年経ってるんだな~とか思った。ゴア元副大統領の活動すごいなって思う…
温暖化の資料分かりやすかったので勉強になった。未来に何を遺すのかって言うのは個人的にはずっと課題にしてるけれどむっかしいな~って言うのが現在。
何かできる事からしかできないけど、ごみを少なくとか電気の使用を少なくするとかくらいしかないけれど(;´∀`)
太陽光パネルはいろんな所に設置されてるな~って言う印象はあるなぁと最近いろいろ道を走ってて思う。
tamashii

tamashiiの感想・評価

4.4
気候変動懐疑論との戦いは公民権運動と同じなのだというくだりで涙。科学の問題じゃない。政治や道徳の問題なのだ。そして、温暖化対策は道徳的に正しいのだ。

…と、感情的なドキュメンタリーではあるけど、温暖化対策は理性的にも擁護できる。それなのに、環境保護主義は感情的だ(そして感情的だから間違っている)と言われがち。特に科学や技術に詳しい人がそう言いがち。これはとても不幸なことだ。そうした人たちが懐疑論に味方してしまうことで、人類全体が将来世代に対する道徳的堕落に陥る現状があるわけだ。冷静に中立的にじっくり考えようという主張が、未来の被害の引き金になることを考えなければならない。
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