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ロダン カミーユと永遠のアトリエの13のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロダンにはゼウスが見えると思っていましたが本当にそうでした。お金のかかっている映画であるからか見応えがあった。女性も男性もその肉体は美しく素晴らしい。
倫理観ぐずぐずと言われておりますが彼なりの作品や美に対する愛、葛藤、生き様はとても素敵だと個人的に思います。
ピカソもそうであったように天才は異性が好きなようです。なぜなら自分自身が手に入れることができない美しさがそこにはあるから。
酷評ですが、僕にとってはロダンを知る素晴らしい映画でした。恰幅のある姿に外套とシャツと髭、木を撫でる姿、作業のアトリエコート、そのどれもが格好良く僕にとっては良い刺激でした。この映画を観てから木の隆々とした姿、その内部に宿る生命力を良く見るようになりました。
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