写真甲子園 0.5秒の夏のきりみのネタバレレビュー・内容・結末

オンライン試写会にて観させていただきました。

一言で言えばぶれぶれ。でも悪くないなぁと思えるので不思議です。
私個人の映画の見方は誰かの映画の中の誰かの目線で観てしまうという癖があるので、ぶれているように感じるのかもしれません。
本作は、作られたドキュメンタリーという感じが否めません。
東京と大阪の子が2人で夜偶然出会う様なラブストーリーがちらついたり、熱中症の子がその日のうちに病院から抜け出して参加するなど本当に考えられない。作り物っぽさが出てしまう。
その一方で先生の指導の仕方、総評する写真家たちの本気さなどはとても見応えがありました。

どこか、惜しい。
ドキュメンタリーに寄るようで、過去の印象派な演出が気になる。静かなあまり音楽が入らない映画なのかと思えば、青春漫画を映画化した様な音楽で急にテンポの良さが出てくる。(けどコメディ要素が薄いのですぐに静かな演出に戻ってる)

演技がどうこうよりも、作り方のぶれが気になりました。