セクハラ男が首まで切られちゃったの、スピード感あって笑った。「私、飛んでるわ!(文字通り)」とか人間投擲とか、ボケてるところがはっきりしていて前作よりも安定感がある。
前作に比べて、おばあ(おとんのオカン)が確実にアホになってる。目ン玉ひん剥いてトンチンカンなこと喋りまくり、事態をどんどん悪くしている。愚かだという点に関しては、バラーと同意見だな。オカン(おとんの嫁)に論破されまくってんの、よかったな。
2時間ちょいあるうちの30分を残して大半が回想だったので、「あ、現代のことは30分で収拾つくんだ……」とか思ってた。実際、収拾ついた。まぁ、悪いやつやっつけるだけなのでシンプルだよな。
思えば、本当の主人公は暴君バラーなのかもしれない。前半後半と5時間かけて、彼のルサンチマンと闇堕ちを見せられた感じだ。ちょっと不器用で人望がないだけなのに……。