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マーシャル 法廷を変えた男のblueのレビュー・感想・評価

3.8
最終的に黒人初の最高裁判所判事という地位を得た、実在の人物マーシャルを主人公にした作品です。黒人の地位向上のための会に属し、黒人の弁護に多く携わりました。

ユダヤ人の弁護士と共に、とある事件の弁護を担当しますが、法廷内でも判事や検察側から差別的な対応をされます。なかなかムカつく判事ですが、「シカゴ7裁判」のクソ判事に比べたらかわいいもんです。検察官はダン・スティーヴンス!イケメンなので許します。

映画内で扱われた事件はフィクションなのかな?何とも言えない奇妙な事件。被害者女性に焦点が当たってしまって、容疑者の黒人男性の掘り下げが弱い気がしました。同じジャンルの「黒い司法0%からの奇跡」の方が好きかな。

とは言え、自信たっぷりのチャドウィック・ボーズマンが、自由のために闘わなければいけないと容疑者に説いたり、マスコミに対して挑発的な発言をする所は見ていて楽しかったです。
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