ガリ勉少女が、超問題児に振り回されて、恋に落ちて、振り回されて、、、
大好きな原作なので、思いつきでダウンロード。
ハルが独特な人物であり、菅田将暉がハマり役。
他のキャストは知った顔が多く、原作キャラとのギャップが強調されてしまっている。漫画で全員華奢に描かれてるから、体格の違いが特に気になってしまう。また、空気感も再現されているわけでもなく残念...。
少女漫画由来の映画は、原作を読んだ人向け？読んでない人向け？どっちも楽しめるっていうのはなかなか難しい。
キャラクター、ストーリー等、世界観の再現に力を入れるか？それとも設定は残して、構成や世界観をアレンジして作り込むのがいいか？
だいたいは前者で「再現度低いー」っていう感想になるところ、先日「3D彼女リアルガール」でこんなこと出来るんだ！と思ってしまったからなー。
でも、今作は、「キャラクターの再現度が低いー」っていう、そういう感想。※菅田将暉除く
原作既読の実写映画に何を求めて観るかというと、やっぱり読んだ時に得られたキュンとかトゥンクとかがより現実的に描かれててときめくんじゃないかと思うわけです。
その期待に応えてもらうためには、設定の土台になるキャラクターの再現は大事だと思うんです。構成や演出は媒体の違いとしてむしろ大歓迎なんですが、キャストに無理があるーと思った時点で萎えます。
せめて身長。のバランスだけでも合ってたらな！
もっと、これはこれで良い！って思えるような少女漫画原作映画に出会いたい。
