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ギルティ 狂った衝動のLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

ギルティ 狂った衝動(2015年製作の映画)
2.0
2015年、ジョーダン・アラン監督・脚本によるスリラー・ドラマ。

広告制作を担当するキャリアウーマン、ジョーさんとモデル業に勤しむカイリーは幼い頃から仲良しで現在も同居している模様、メイクをきめてドレスをまとい、夜の街に繰り出しては男を物色、そして巻き起こる殺人事件。

ポスターには「この女たち、殺人鬼」だとか「最高のオーガズム×快楽殺人の行方」だとか「ダブル悪女×危険な罠と衝撃の真実」だとか、仰々しい謳い文句が踊っておりますが、それを信じて踊らされてはなりません。

この作品、驚くほどにゆるーく、ぬるーく、せまーく展開いたしまして、その割には最後の最後、オチだけは反則スレスレ、危険な角度の垂直落下式ブレーンバスター、呆気に取られるほど見事にアンバランスでございます。

それから本作も、邦題好き放題付け放題問題の一作でありまして、『ギルティ 狂った衝動』とはあまりにご無体なありさま、洗練された原題"Cats Dancing on Jupiter"の含蓄が全く考慮されていないところが誠に残念でございます。

何かと違和感を覚えることの多い作品ではございますが、主人公ジョー役アマンダ・リゲッティさん始め、ご登場する女優さん、皆さまそれぞれにお美しく、この点が本作最大の魅力でございましょう。
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