甲子園の魔王

乳酸菌飲料販売員の女の甲子園の魔王のネタバレレビュー・内容・結末

乳酸菌飲料販売員の女(2017年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

「詰んだって経験があってからが人生だ」
か、かっくい〜…!!

課題として異性の観察に挑む高校生二人組が豪快かつミステリアスな乳酸菌飲料販売員のお姉さんに出会い、ちょっと…いやかなりえっちな(大人だったらエロティックとか表現するんですよ)青春のひとときを過ごす。
という紹介をするとエロスが前に出過ぎてしまうが、本質は“保菌”であり”発散”である。
乳酸菌飲料、最近のんでないなあ…。

また主人公の高校生二人組のキャラがよく、やや短絡的で危険な道を爆進することもあるが、ご褒美を貰う為に色んな手でヨークルを捌こうとする様は面白い。

ただ、やっぱりこんな販売員のお姉さんは現実にいないよ。無理あるよ色々。
後半はほぼアダルトビデオになるので、前半のミステリアスな年上の女性に良い様に使われる感じの方が趣味的にはドキドキはするな。…あ、“““映画としての”””趣味ね!!あぶね〜。



(※ここから下は読まなくていいです)
白状します。10代の頃に「おほほこれはきっとえっちな作品に違いない…!」という抗い難い期待をもってこの作品を鑑賞した記憶がある。いや、あったのだが…おかしい。発表年が2017年という事はその頃には自分はもう成人しているはずで、計算が合わない。タイムパラドックスが生じているのでなければ、俺が20代にもなって「おほほ」なんて思春期丸出しの動悸で映画をチョイスする保菌野郎だったとしか考えられない。…不思議な事もあるものだ。
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